ロンパ3未来編覚書その10

ついに10話になった……の……？
あ、あっという間だ…………。

残り僅かになってきました。
そんな今回の感想です。

ついに、苗木vs宗方の回。
今回はこの二人が対表現されてましたね。

・アバン。新聞紙と段ボールで寝る苗木……って1の頃の回想か！　なつかしい……カップヌードル霧切さん……。微笑ましいやり取りが今見ると切ないですね。
・霧切さんの死を悼むところにお前のせいだとか放送入れる宗方さんは空気読んでくださいと思ったのですが、あちらはあちらで思うところがあったのでしょう。
・最後に霧切さんの頬を撫でていく苗木。手のひらにつく血。血が出てるのか……。
・毒で死んだにしては綺麗だという感想をちらほら見かけたのですが、何だろ、あれで実は生きてましたーってことにはならないだろうとは思うけど……十六夜もNG行動死だったけど綺麗に見えたし……人によって効きめが違うとか種類が違うとか……何ですかね……。

・残り6人。……ん、6人？？
・この人数、前からひっかかっているところですが、これをあの中にいる生存者数として考えてみると、前回の最初が9人で、苗木・霧切・朝日奈・御手洗・宗方・逆蔵・るるか。まだ動けていた月光ヶ原さんを入れても8人。誰か1人は隠れている黒幕か、誰か死んだふりして生きていましたなのか。
・これは前回の感想でも書いたのですが、前回から今回の間に、月光ヶ原さん・逆蔵・るるか・霧切が死亡、したとしたならば、生きているのは、苗木・朝日奈・御手洗・宗方、の4人＋隠れてる黒幕だか死んだふりして生きている誰かだか、だとしても、もう1人足りない気がする。ということは逆蔵はまだ生きているのかな、前回あっさりめな感じだったし、もうちょっとドラマがあるはず。
・というか、るるかの死亡については誰も触れていないですね……見つけられてもいないのか。
・るるかに関しては逆蔵が怪しいなあって気もしますが。
（あとこの人数カウント、生存者じゃなかったら、ジャバウォック島で眠り続けている人数カウントとかの可能性あったりするのかなあとかちょっと思ったり。ラストで意味ありげに出てくるものだからさ）

・今回のタイトルは、Death,Destruction,Despair（死、破壊、絶望）
愛する者の死によって破壊を望みやがて絶望に落ちるみたいな物語を勝手に妄想しました。

・宗方のもとへ向かう苗木。終わらせないと、って、どうやって終わらせるのだろうか。と思ったらダンガンロンパらしく弾丸論破という手段をとる苗木であった。
・死んで悲しくないのか、と苗木を責める御手洗。前に霧切さんに対しても似た感じのことを訊いた気がする。何か、そこら辺で彼を縛っている過去がありそうな気がする。そもそも御手洗は絶望編から未来編までの間がまったくの不明ですからね……。
・苦しい笑みを返す苗木が大人でした。御手洗の方が先輩のはず……。
・また背負っていく苗木。その生き方は変わっていない。
（というか朝日奈たちも一緒に行こうとはしないのかなってちょっと思ったり。廊下走れなくて戦闘力ない苗木とすごい刀を持った宗方の対決だよ……そこのところ、朝日奈さんは苗木を信じているってことを示してるのか）
・疎外感を覚える御手洗。前回辺りからずっとスマホ握りしめてるのは何かしら。
・一人になって泣く苗木。うう……。

・廊下で真っ二つのまま放置されている月光ヶ原さんを見て、震える苗木。いや、こわいよね……うん。
・しかし、前向きなのがボクのとりえ、っていうのが、のろいのようになっているな。
・宗方、写真を握りしめながらの回想。公園で犠牲者を前に泣くちさ。姿からして最近か。

一人じゃない苗木。一人になってもーな宗方。
希望は伝わるんだ。絶望は伝染する。
対表現。対存在として描かれている形。
そして次。
宗方「救ってやる」苗木「止めてみせる」
ここ、宗方の方が先に出てきたのが、何か意味があるのかしら？
というか「救ってやる」ってどういうこと？絶望から死をもって救う、という感じなのか。

迷わない苗木と、迷いを断ち切った宗方。
放送室（正式名称は違った気がする）で向き合う二人。前に苗木が放送をして宗方が来た時と逆位置。対表現ですね。

・一方、霧切の身体の下から手帳を見つける朝日奈。あれは霧切さんが襲撃者に見つからないように隠していたのか、それとも偶然に過ぎないのか。霧切さんだから前者のような気はします。

・苗木vs宗方は、思ったよりも苗木が頑張って奮闘していた！　けれど宗方の方が上手でしたね、戦闘に関しては。
・けれど、苗木を切れない宗方。NG行動は「扉を開ける事」だと見抜いて部屋の中に誘い込んだ苗木。苗木を殺したら外に出られなくなる。
（……ちなみに、第2話時点での私の覚書より→『宗方も動きの制限系かな、一定範囲しか動けないか、ドアを開けられないとかそういうのもあるかな、うーん。』……当たってた？）
・いやでも扉を開けられない、だったら、扉を切ってしまえばよいだけじゃって思ったのですが、そういうことじゃない？んん？
・苗木を絶望認定する宗方。お前の希望が愛する者の命を奪った、と否定する。
・それに対して、「それは違うよ！」――弾丸論破の始まりです。
・絶望しか見ていない、希望を見ていない宗方。あー希望を語る苗木とは逆だね……。
・天願さん、宗方の質問への答えは「襲撃者は、一人ではない。あえて言えばこの場の未来機関全員だ」とのことで。
・ちさも逆蔵も自分も例外じゃない、そこでちさを出されたら、あー、宗方キレるだろうな、と思いました。
・しかも実際ちさは絶望に染まっていた。証拠写真があった。……だから刀で刺したのか。
（このちさの絶望は絶望編でこの間やったアレのせいってことになるのかな、今の流れだと。普段は普通だけど実は……って感じで潜んでいたやつ……そうだったとしたらあからさまだった77期生と比べてとてもこわいですねというか、そういう絶望のさせ方もできるのか？）
・しかし、天願さんのあの答えは、まずはどこでどうやって知ったのか？そしてそれは本当なのか？という謎。質問に嘘で答えるのがNG行動だとして、「嘘でも本人が本当だと思っていれば大丈夫」なのか「本人が本当だと思っていても実際嘘だったら駄目」なのかにもよるしな。天願さんが自信をもって自分が信じる推理を披露した（本人にとっては嘘ではない）けど実際は本当じゃない、って可能性もあるかなと。まあそんな屁理屈こねる展開になるのもどうかとは思いますが。
・でもやっぱりどうやって知ったのか謎。というか、本当だとしたら天願さんが襲撃者になったことがあって、それはこの中の人間全員の中から毎回ランダムに（もしくは黒幕のチョイスによって）選ばれる、ということを知っている。ってことかな……だからこそ、誰が襲撃者になってもおかしくない＝一人ではないし「あえて言えば」この場の全員が襲撃者になる可能性がある。
・そうだとすると、襲撃者は毎回別人の可能性。というか、この場の全員が死ぬまで襲撃者はいなくならない……？

・ともあれ、作中ではそれぞれの想いをぶつけあった結果、宗方のバーサークモードが解除されたようですね。愛する者が絶望に落ちていたとしたらどうするか、が最終的な焦点だったような感じだった気がするのですが、ええと、まあ、この二人の論争は深く踏み込んで考えていないのであしからずです。
・そして二人のところに飛び込む朝日奈&御手洗。何でここがわかった？
・霧切さんの手帳を示し、襲撃者の正体がわかった、とのこと。――というところで次回へ続く！
・ついでにCパートではジャバウォック島、船が囲んでいる……あれ、前に見たときから状況そんなに進んでない？
・そんな中、一隻の船が近づいて……いや、離れていく……？

うーいろいろ気になりながら。待て来週ですね……。

【まとめ】（）内はNG行動・ざっくりと

第一襲撃：ちさ（宗方京介が死ぬ）

NG行動死者：万代（誰かが暴力を振るわれるのを目撃する）

第二襲撃：ゴズ（3カウントとられる）

内部での争いによる死者：天願（質問に嘘で答える）

第三襲撃：忌村（誰かに影を踏まれる）

NG行動死者（内部での争いによる死者）：十六夜（食べ物を口にする）

NG行動死者：黄桜（左手を開く）

内部での争いによる死者？：月光ヶ原（右折する）本当にNG行動の設定があったかはわからない。また、死者としてカウントするか、次回のOPまでわからない。

内部での争いによる死者？：逆蔵（素手での攻撃をする）死亡確認はされていない。

第四襲撃：るるか（誰かがゲーム会場の外に出る）
NG行動死者：霧切（苗木が生存したまま4回目のタイムリミットを迎える）

生存者

・苗木（廊下を走る）廊下じゃなければ走ってよい。

・朝日奈（パンチ・キックを受ける）

・宗方（ドアを開ける）まだ苗木の推理の段階。

・御手洗（？）

……こうして見ると、御手洗が本当に謎だ…………。