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だらだら日記

基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。

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ダンガンロンパV3クリア直後感想その3

クリア直後というには間が空いてしまいましたが、その間何をしていたかというと主に仕事で忙殺されつつV3オマケ要素をちまちま楽しんでおりました。
ナニコレオマケ要素楽しい。
育成計画もモノクマの試練も紅鮭も楽しい!!

そんな現在ですが、クリア直後を振り返りつつ、少しは冷静になった頭で、V3のストーリーへの感想を書いていきたいと思います。
当然ですがネタバレ要素もあるので、クリアしてない人は閲覧注意です。


まず、感想その1でも書いた通り、私の今回の感想は
・ゲームとしては楽しめた。
・けれどストーリー終盤がまったく楽しめなかった。
という感じでした。
世間でもたまによく見かける、「5章(もしくは6章途中)までは面白かった……6章さえなければ……」という感想に近いです。
世の中では賛否両論になっており、私はどちらの感想も目にしたりはしているのですが、自分自身としてはやっぱり上記感想と相成ります。
とはいえ、最初に書いたようにオマケ要素は楽しいし、解釈の仕方も色々ありそうな終わり方だったので、独自の解釈マイ設定でゲーム後妄想を楽しんだりもしています……。

ともあれ、ざっくり章ごとの感想をば。

・プロローグ
最初、服装も違うし才能のことを覚えていないメンバーが集まったあたりで「あー今回は才能を持っていない子に才能を植え付けたらどうなるのかっていう設定なのかな~」と察し。あと、某美少女戦士ばりの変身シーンとか、最初の始まり方とかから「これもプログラム世界なのかも」と疑いながらプレイすることになりました。(それ2でやっただろ!と思われるかもですが、2でやったからこそどんでん返しに使ったりもしないで堂々と使いまわしていい設定かなって思った)
当時主人公と公表されていた楓ちゃんと最初に会うのが最原だったのに意外さを覚える。相方はキーボとか百田とか天海っていう印象だったんですよね、プレイ前は。まさかのダークホース最原。それが本編主人公になるとはこのときは思ってもいなかった……(というか探偵が主人公ってチートじゃ、みたいな)

・Chapter1
初めに言っておこう。私の今回のプレイ前の推し予定は、天海でした。
もう一度言う。
今回は天海を追いかけるつもりでした。
体験版の時から決めていた……「???」枠だし、どことなく狛枝テイストするし、役割をもってそうな感じだから……死なないと…………なぜ思ってしまったのか。
ぶっちゃけ本当に死んだのか疑い続けていたんですが…………。
それはともかくとして、この章はやっぱり犯人を軸としたどんでん返しがすごかったですね。
ポジション的に最原怪しいなあと思っていたんですが、そうじゃなくて、彼へ向かっていた疑惑が逆流してきたみたいな。あの仕掛けがすごかったです。しかしこれは一回しかできない技だろうな。

・Chapter2
マジックショーをやると聞いた瞬間、絶対何か起こるからやめろ!!と思った章。
でも犯人の動機は明かされるまでわからなかったですっていうか斬美さんすごすぎだった。
あのトリックは解き明かしながら「本当にこれ実現できるのか…………?」と疑問でした……。
しかし、1章もそうでしたが、斬美さんの動機も、すごくもっともでしたね……。
実はみんなが斬美さんをお母さんと慕い頼りにしまくっていたので、あ、消えそうという予感はしておりました……。
星は……もっと生きて活躍してほしかったなぁ。

・Chapter3
アンジーがどんどん不気味になってきた章……と思いきやまさかの被害者だった章。
生徒会……うーん、洗脳じみた感じがこわかったです。
2人目の被害者については犯人が分かりやすかったですが、でも何であんなわかりやすい犯行をしたんだろうあの人……という以上に動機がすごかった。才能的には殺人と関係ないけれど普通に殺人者だったという。うーん。鈴村さんの演じわけすごかった。
とにかく転子がいい子だ……と思った瞬間死亡フラグだったので、そこら辺がつらかったです。

・Chapter4
プログラム世界とか絶対嫌な予感しかしないからやめておけ!!!!って言ったのに!!!!
2を経た身としては絶対そこで殺人事件起きるだろって予想ついてたし何あの危ない空間!!!
何というか、この章については、動機にいまいち納得ができておらず……まあ大体王馬のせいではあるんだけど……一回のプレイでは王馬も何を思っていたのかつかみきれず……しかしもう1回やり直すかというとそれもつらい章です。
でも、プログラム世界での記憶=殺人を行った人格はプログラム世界にしか残っておらず、現実の彼は殺人を行った彼とノットイコールだと思うので、現実の彼がクロとしてオシオキされるのおかしくない??って思っていたのですが、作中ではそれについて論じられなかった……。
ていうか本当王馬は何をしたいんだろうか。

・Chapter5
2のトラウマを想起させる章。とはいえ、この頃にはもう誰が死んでもおかしくないし百田は死亡フラグ立ちまくっているから……心を麻痺させていました。
しかし、事件本当つらかった……し、何か、何ていうか、うー……。
ぶっちゃけ、一番きついの、春川ですよね……彼女が王馬を殺そうとしなければ王馬も百田も死ななかった……でも王馬を殺そうとしたのもみんなのため、百田のためだった……きつい……本当しんどい……。
色々考察するためにもやり直したいところです。でもつらそう。

この辺りかな、コールドスリープとか出てきてたの。1や2の世界の後の世界で、1や2のみんなは死んでしまっているっていう設定が出てきたあたりで実はもうつらかったのですが、でもそれはそういうゲームなんだという心構えで受け止めておりました。
でも、何でたった16人の高校生を宇宙に逃がすことにしたのかがいまいちピンと来なかった。しかも日本人ばかり。でもこのときは、この学園は宇宙船なんだろうな~って推理が当たってるな~とスタッフの手のひらの上で踊っておりました。

・Chapter6
ちょっとこの章については、批判的な、そして感情的な感想になります。
本当に、ご注意ください。

私はこの章が、本当に、納得いかないというか。個人的に本当に、胸糞悪かったために私のこのゲームへの、製作側への評価が著しく下がりました。
前半の捜査パートとかはまあいいです。時間制限・マップ開かないでイライラしっぱなしでしたが、まあ、いいです。割愛です。
とにかく、学級裁判で明かされていったあの設定が、私はダメでした。
もちろん。ここまでシリーズを重ねてきて、プレイヤーの意表を突く展開を期待されていることはわかっています。
ただ、今回の意表の突き方が本当に生理的に合わなかったという話です。

まず、一章の犯人が実は楓ちゃんじゃなかった件について。
……は?
何それ。
ふざけんな。
と思いました。
そんな序盤からモノクマ(首謀者)が不正を働いていた。
ないだろ。
ダンガンロンパとして、なしだろ。
ひとつの掟破り……のように感じました。
まあ、1の5章のように、濡れ衣を着せられて、という展開はこれまでもありましたが、今回は濡れ衣というより「番組的にコロシアイが始まらないとつまらないから首謀者が手を汚しました」なのが……個人的には、なし、です。しかも、首謀者がクロなのに楓ちゃんクロで決着がついたあたりが。それって、やっちゃいけないことだろって感じが。
うーん、1の5章とどれだけ違うのか、って話ですが、上手く言えないんですが、受け入れられませんでした。

そして何よりも、リアルフィクションという設定。
1や2があの世界でもゲーム=フィクションだった、というのはまあいいんです、そういう設定の世界観なんだってことで。
でもそうすると、作品内で登場するダンガンロンパが好きな人たちは、ニアイコール私たちプレイヤーになる。
もちろん、私たちはこの作品の外側にいるので、内側にいる彼らとは一致しないのですが、1や2に対する立場は同じわけで。
そして、そんなダンガンロンパファンが、ダンガンロンパ好きすぎてリアルフィクションでのコロシアイを楽しんでいる。
……無理だわー。
でした。
本来、プレイヤーは主人公と同じ場所で、主人公に感情移入したりしてプレイするものなのが、自分が主人公と同じ場所ではなくて、彼らを外から見るファンたちと同じ場所にいる存在(ダンガンロンパを楽しんでいる存在)ということが突き付けられた辺りで、私は主人公から引きはがされてしまいました。1や2の頃のように、クライマックスに胸を熱くすることも、涙することもなく、置いてきぼりにされていました。
「お前たちファンがダンガンロンパを好きなせいで、リアルフィクションで、主人公たちは記憶を性格を過去を上書きされてコロシアイさせられてるんだよ!お前たちファンが望むせいでね!本当コロシアイを見て楽しんでるなんて趣味悪いね!!」という声が、つきつけられました。「しかも主人公たちもダンガンロンパを好きだからこそ自分で希望してそうしてるんだ!」
…………何というか、胸糞悪かった。それを、製作側に言われるのが、本当に。
自分たちの悪趣味さをつきつけられるのが胸糞だった。それもあるかもしれない。けれどダンガンロンパファンは単純にコロシアイを楽しんでるってだけではなく、しかもそれをリアルでも求めるなんて、そんなわけもない。何よりもダンガンロンパを作ってる側にそれを言われる。のが。駄目だった。
そして最後は主人公たちは命を張ってダンガンロンパを終わらせようとします。ファンに追い詰められる形で。
……きつかった。本当マジできつかった!!
本来主人公たちに感情移入して、苦悩したり決断したりするのに寄り添うはずのプレイヤーは、主人公たちから引きはがされて。主人公たちにコロシアイを強いる立場に、作品内での敵にされて。すごくどうしようもなかったです。
最後のキーボとの、視聴者アンケートとの、理論武装。もうやりたくありません。
これら一連の感想は「それは単にあなたが思い込みが激しかっただけです。これもダンガンロンパなりのユーモアとして受け取れないんですか?」と言われたらそれでおしまいです。ただ、私は、こういう風に感じ取ってしまった。感じ取れてしまったのでした。ある意味「フィクションがリアルに影響を与える」ことが成功したのかもしれません、それがこの作品への批判的な方向の影響だとしても。そう考えるとやっぱり製作側の手のひらの上のような気がしますね、癪ですが。
そして結末としては、主人公たちが生き残ったのは、個人的にはほっとしたのですが、物語の展開としてはどうだったのだろうか……とも思ってしまい。
とりあえず、ここまでダンガンロンパを終わらせる展開にしたんだから、ダンガンロンパはもうおしまいだろうな、と思いました。製作者はもうダンガンロンパ作りたくないんだろうなーっていうのは、半ば怒り交じりの皮肉ですが。

あと、白銀つむぎの存在ですが、彼女も「超高校級」というのは「設定」だったはずが、本当に超高校級のコスプレイヤー的なことをしているあたりも謎で。コスプレの域を超えてるよなあ。
彼女がこの世界の真実を語っている辺りが、何か、気が抜けて、眠くなってしまっていました。
大体、リアルフィクションとか連呼されるけど、無理すぎるだろ……人格その他全部上書きとか……自分からコロシアイを志願したりとか……何よりもそれを許容してしまう社会が「なし」だろ……。

確かに、この作品だからできる展開・これまでにない、意表を突いた展開でした。
でもそれは私にとっては、ナシの方向でした。

なお、首謀者が最後に「模倣」という言葉を使ったことについて、この世界が本当は1や2と地続きなのでは、超高校級の絶望が存在している(つむぎたちも絶望の残党である)という意見も見たりはしましたが、私的には、ゲームキャラの模倣をしたってだけな気もしました。
(余談ですが、1や2と地続きならば、白銀が二次元キャラのコスプレしかできないっていう設定と矛盾するってのも考えたのですが、それは最初の方で赤松相手に証明してみせただけで、でもあの時の証明の仕方ははたして「三次元のコスプレ」のせいかっていうのはあるんですがね。他の要因のせいかもしれない。それについて1章裁判で特に追及しなかったの違和感でした)
とはいえ、今回は嘘がテーマだったらしいので、何が本当で何が嘘なのか、考察のしがいがある世界設定だった、ようです。
確かに、志願してきた割にはプロローグでの彼らの反応は怯えたそれに見えました。そんな感じの矛盾が、振り返って、やり直していけばいろいろ出てくるのかもしれません。
ただ、クリア直後の私は考察の気力もなく、本当に、つかれきってました。
大体、何が本当なのか、答えもないのに考察するなんてできないと思っていました。

……まあ今は、それを逆手にとって、自分なりの解釈を自由にしてやる、という気分ですが。

なので、私の中ではあの世界はやっぱりプログラム世界で、2と同じような感じなんだよ!という設定ができあがっています。
公式で追加情報が出なければ邪魔されまい。
ということで、私は私でオマケ要素を楽しみながら、自分の世界観での妄想を繰り広げていきたいと思う昨今でございます。

なので、総評としては「ゲームとしては楽しい、オマケ要素もすごく楽しい!!(ただし終盤のストーリー展開を除く)」ということと相成ります。

ただ。

V3=53だよ!ってのは無理があるだろ!!!




ちなみに。
腐った話をしますと。





今のところ、最原は右かな……です。
王馬も右……です。
現時点では、百王で百最で百春かな……! 百田くんならきっと受け止めてくれる!! というか王馬と最原とに挟まれて翻弄されている百田が!! 見たい!!
という、おそらくマイナー道を突き進んでおります……。
とりあえず王馬について色々考察したくて紅鮭進めてます……けれど本当つかみどころないな!!!!!
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