ロンパV3クリア直後感想

先週発売されたニューダンガンロンパV3、本編クリアしました～。
なので、感じたこと・考えたこと、つらつら感想をつづっていきたいと思います。
全部を全部肯定していないので辛口な部分もあります。
ご注意ください。

まず前提として。
私は、3アニメに納得がいっておらず、今作については「でもやっぱりロンパはゲームだと面白いよね」という期待と「3アニメみたいに変な方向にいってるかもしれない」不安を抱きつつ、体験版をプレイし、やっぱり期待多めで発売を迎えました。
その後、ロンパV3は発売日に購入しプレイを進めてきて、約一週間ちょっとでクリアしました。
……その間にも、先にクリアした人ってのは結構いて、そういう方がTwitterでぼそっと感想っぽいものを呟いているのを目にしてしまったりして、「世間での評判」がどんなものなのか、途中からうっすらと察していたので、そのイメージが頭に残ってしまいながらプレイしていた部分はあるかもしれません。

そんな私の今作のざっくりとした感想としては。
・ゲームとしては楽しめた。
・けれどストーリー終盤がまったく楽しめなかった。
という感じになります。

ざっくり言って良かった点としては、やっぱり、全体的なロンパのゲームシステム楽しいんですよね。
その一言に尽きます。
途中までのストーリー展開も面白かったです。
ただ、やっぱりシリーズが続いてきているので、色々と……何かこう……ひねり出すのが難しいんだろうなあって思いました。

悪かった点としては、ストーリー終盤の展開が個人的に×だったこと。
あとは、2回ほどゲーム進行不可能になるバグに見舞われたのも、良くないところですね。
（ちなみに1回目は1章かな、どこかの教室（Cかな？記憶がもうない）を探索中に、何か調べた瞬間画面がフリーズしたこと。直前セーブが残っていたのでこれはそんなに大きな問題ではなかったです。ですが2回目は、2章捜査パートで春川の研究教室で捜査終了になり、学級裁判へ向かうところでフリーズ。これはネット上でも報告が上がってるのと同じ案件のようですが、おかげで1時間近くセーブせずに捜査していたのがパーになりました。その後捜査開始時点に戻ってセリフ全飛ばしで10分くらいで戻ってきたのも良い思い出です（白目））

このうち、ストーリー終盤の展開への感想は、また後で詳しく書きたいと思います。
とりあえず、もうダンガンロンパはおしまいだろうなあ（これで次回作も出しますってなりようがないよね）って思いました。

とりあえず今回は、キャラへの感想をメインに書いていきたいと思います。

・赤松楓
事前印象：ロンパナンバリング初の女性主人公！……だけど何となく印象が薄い、というか主人公っぽくないなあ。
プレイ後：まさか最初に退場するとは。……いや、ありだと思ってた。そういう展開普通にありだと思ってました。（というかもっと言うと「楓ちゃんが最初に死んで改造されてロボットになって戻ってくる＝キーボだったりしないかなんて戯言も発売前には言っていた）
主人公が犯人、一回しか使えない技ですね。叙述トリックとか、あれ、って思ったところがやっぱりそうで、1章裁判は熱かったです。
それにしても神田沙也加さんは声優さんとしての演技も違和感なく上手くてすごいなあ。

・最原終一
事前印象：また探偵？　ロンパって超高校級の才能だぶりって今までなかったよなあ……それにしても女性声優さんだから、実は女とかあるんじゃないかな？
プレイ後：まさかのメイン主人公だった。びっくり。でもだから女性声優さんだったのか（これまでのシリーズも主人公は女性声優さんが演じる少年だった）納得がいきました。
霧切さんと違って弱い探偵。だから成長していく。これまでの主人公たちとも違う感じで、よかったと思います。
ちなみに1章時点で楓ちゃんと一緒に行動していた辺りから、「あ、早めに退場しそう」（犯人もしくは被害者として）と思って1章時点で自由行動の相手に選んだりしてたけど、まさか主人公になるとは……でした。
あと、名前が縮めると「最終」なのはプレイ前から気になってた。けどクリアしてわかった。
これでダンガンロンパ最終だってことなんだろうなあ。
（ちなみに、才囚学園も字は違うけど音はさいしゅうだから、最原くんと関係ありそうと思ってた）

・キーボ
事前印象：主人公っぽい（最初の情報の出し方がそんな感じ）けど主人公じゃないらしい。
まさかのロボット。ありなのか。いやでもロボットならではの事件とか起きそう。
名前が希望、なので、何か持ってるキャラ……に見せて途中で死ぬかもしれない……と思ってました。
プレイ後：なるほどなあ…………え、でもいや、あの、ロボット………………？
実をいうと、あの世界もプログラム世界だろうなあって思ってたので、あのレベルのロボットが実在する世界なのか、というあたりばかり気にしてしまっています。
キーボ自身は良いキャラだと思います。ロボットだけど強すぎず、可愛い。最後も熱かった。（けど最後の裁判の辺りのアレはアンテナ自分で折っちゃえば良かったのでは……とずっと思っていた）（あと途中までは内なる声＝苗木じゃないか説を持っていた）

・天海蘭太郎
事前印象：今回の？？？ポジション。声も顔も好みの予感。というか狛枝っぽい。
プレイ後：まさかの第一被害者。後々再登場しそうだなあと思っていたけど、うーん……あんなお亡くなり方したのがとても惜しいです。
何かありそうだからと直感し、1章の自由行動はほとんど天海くんでした。というか1章の自由行動の相手（天海・最原）がどっちも2章から選べなくなるとは……。

・東条斬美
事前印象：格好良いお姉さん。もしかしたら女装の男の可能性もなきにしもあらずか。（まあないだろうけど）ペコちゃんっぽい。
プレイ後：何このスーパーハイレベル女子高生……。結構好きだったのに……でも2章でみんなに頼られていた辺り死亡フラグだと思っていた……。
実は2章の自由行動は、東条と白銀でした。はい。片方またしてもすぐに退場でした……何か私が悪いのか……って気持ちになってくるけどこれがロンパだよね……。

・星竜馬
事前印象：えっ声…………声…………？
プレイ後：すごく格好良かった。からこそ早期退場が惜しかった……。
テニスプレイヤーっぽい活躍も見たかったです。

・真宮寺是清
事前印象：見るからに怪しい、いかにもロンパっぽいキャラだなあ。
プレイ後：見た目ほど怪しくない、結構いい人っぽい、と思いきや、あー……。
あのキャラ設定は嫌いじゃないです。
あと真宮寺って聞くたびに某太正浪漫なゲームが脳裏をよぎってました。

・夜長アンジー
事前印象：不思議キャラだ！！！
プレイ後：不思議キャラだ！！！　不思議すぎて途中からどんどん不気味になっていきましたが、そういうのも嫌いじゃないぜ。あと声の演技が、イントネーションおかしくてとてもああいうの好きです。
彼女が実際神の声を聴いていたのかとか詳細は自由行動一緒にしないとわからないんだろうなあ……。

・茶柱転子
事前印象：うーん。苦手な感じの子かな……。
プレイ後：熱すぎるし男嫌いがすぎるけどいい子だった……いい子だった……普段変顔も多いけど実は美人さんですよね。
何で最初から夢野さんにあんなになついてたのかはわからないけど、百合おいしいです。

・獄原ゴン太
事前印象：見た目と才能と性格がミスマッチな、ロンパらしいキャラだなあ。（弐大とかみたいな）
プレイ後：いい子だった…………いい子だった………………（ほろり）

・入間美兎
事前印象：お色気枠っぽい……？
プレイ後：お色気枠、というか下ネタ枠……。彼女の下ネタはちょっとひどすぎて苦手でした。何というか、彼女のキャラ自体、製作者がふざけて作った感じが透けて見えて……うーん……。
でも発明家としては有能だったのが意外でびっくりだったし結構長く生き残っていたので今回の左右田枠かと思ったら…………。
何であそこで彼女が犯行に及んだのか、わかりません。

・百田解斗
事前印象：葉隠っぽい（紹介イラストのポーズが）
クリア後：葉隠＋左右田に熱血主人公っぽさをミックスした感じ。
本当に、いいやつだった……最原くんの傍にはああいう人がいるくらいがちょうどよいですね。

・王馬小吉
事前印象：かわいい顔して悪の総統とか狙いすぎだろ……ていうか総統の才能とは？
クリア後：本当に何を考えていたんだろうね……自由行動も2段階まではしてたのですが、埋め切れませんでした。
たぶん、彼は当然別人ではあるのですが、コンセプトの部分では2の狛枝の焼き直しの部分があったんじゃないかと思います。狛枝を嫌われるトリックスターとして描いたはずがファンには好かれてしまったので、王馬は好かれようがない、正真正銘の嫌われ者のトリックスターにしたかった、んじゃないかな。
私は個人的にああいうキャラは好きな方だと思うのですが、王馬は嘘がひどすぎて何とも言えない感じです。本当に何を考えていたんだろうね……とりあえず下野さんの演技がすごかった。そして髪型みるたび茄子のへたを思い出していた。

・白銀つむぎ
事前印象：こ、コスプレイヤー……お、おう……。
クリア後：まさかの首謀者とは！！……途中から疑ってました。
というか、最後まで生き残ると思っていなかったというか、彼女は結構周囲の意見に同調することが多くて、地味に生き延びている様子が違和感というか（こういうの、メタ推理だとおもいますが）（余談ですが、ロンパの学級裁判って人狼ゲームっぽいんですが、人狼で周囲の意見に同調ばかりしてる人って「何も考えていない素村」か「正体を悟られたくない非村」って印象が強いので、まあ、後者だったんだなあって）
実は、彼女の絆が最初にマックスになったんですよね……熱くコスプレについて語っていた日がなつかしいです。
でも、首謀者としてはパンチが弱かったかな。というかこれまでの江ノ島には勝てなかったなあ。くるくる着替えてたのはすごかったけど。でも、うーん……ってかんじ。
ていうかあれがリアルフィクションならば、彼女も「超高校級のコスプレイヤー」ではないはずなんですが、だったら何なんだろう……そもそもコスプレイヤーの域を超えているので、何なんだろう……よくわからない。

・夢野秘密子
事前印象：マジシャンなるほど。
クリア後：正直なところ、最初の頃は生き残るとあまり思っていませんでした。事前印象にあるように、あんまり強く印象づいていませんでした。でも今となっては愛着がわいてとてもかわいく思えます。かわいよひみこ。
この子は、2の西園寺でできなかったことをしたのかな、と思いました。
2の西園寺は、大切な人を失って、でも成長しようとしたところで退場、だったのですが（ゲーム製作の途中までは生き残るはずだったけど九頭龍とチェンジになったみたいな話をどこかで聞いた気もします）夢野は大切な人を失って、成長するところまでしっかり描かれた。良いキャラだと思います。かわいい。

・春川魔姫
事前印象：巫女さんみたいなビジュアル。好みな感じだけど不愛想そうだなあ。
クリア後：まさかの才能詐称だったとは。どんどん成長していくという意味では夢野と同じでしたね。やっぱり最後まで一緒だったので愛着が強いです。百春よいよね。
実は2番目（にして本編中最後）に絆マックスにしたのが彼女でした。クリアしてみて振り返るに、やっぱりキャラ的に好みです。

・モノクマーズ
事前印象：全部山寺声。さすが。すごい。
クリア後：……何のためにいたのだろう？？？？？？　本気でわからない……場を賑やかすためかしらん。

ひとまず、V3新キャラについては以上、なかんじです！
もう遅い時間なのでこの記事は一旦ここでおしまいにしておきます。
またあとで加筆したり、ストーリーについて語ったりしに来るかもしれません。