夕食後。

今週は先が長いのでちょっと省エネモードで、こんな小話を少しずつ書いていけたらなあと思います。

そんなわけで、アレティエ。何気ない日常のひとコマ。
半分、実話です（笑）

「アレルヤ。世の中にはチューブ入りのおろしにんにくがあると聞く」
「え、そうだね、うちにもあったっけ。……あ、うちにあるのはしょうがの方だね」
「それならば手を汚さずとも済むというのに、何故君はわざわざ生のにんにくをすりおろして使うんだ！！」
「やっぱり、こっちの方が風味がいいんだよー」
「ええいその手で俺に触れるなっ！　その臭いが取れるまで触るんじゃないっ！」
「えーっ！？」
「にんにく味のキスなど、万死だっ！！」
「そ、そんなっ！　君だって夕飯美味しそうに食べていたじゃないかっ！」
「ぐっ……（アレルヤの料理が美味いのがいけないんだそうだそうなんだっ）と、とにかく！　しばらく俺の半径十メートルに近付くな！！」
「えええっ無理だよっ！」
「これに懲りたら次からはチューブ入りを使えっ！」
「出来ないね！」
「……何だと？」
「風味の劣るチューブ入りを使うなんて、僕は嫌だね。中途半端は許されない。……それが、僕達、ガンダムマイスターだろ……？」
「アレルヤ……」
「ねえ、……ティエリア？」
「…………それとこれとは話が別だ！　いいだろう、君がそれにこだわるというのならば、俺も俺の主義を貫かせてもらうっ！　君とはしばらく一緒に寝ないっ！」
「ええっそんなぁーっ！！！」

（これ以上のオチはない）
（えっと、今のあたしの右手、にんにく臭いんです←ネタ元）