だらだら日記
基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。
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キスの種類 1
改めて、7話後話。先週とはまた別のお話。
何話か続きます(予定)。
1話目は、7話ラストら辺のアレマリシーンから。
マリー視点で勝手に心境描いていきます。(あくまで今の)自分的解釈ではこんな感じ。
色々とごめんなさいな感じです。
読んだ後での苦情はなし、ということでお願いします。
でも、私的にはアレマリは恋愛じゃないのですが、もしかしたらそう見えてしまうかもしれません。
筆力が足りていない自分が悔しいですが……。
ということで、当然の如くアレティエ要素はない話。
心の広い方はどうぞ。
何話か続きます(予定)。
1話目は、7話ラストら辺のアレマリシーンから。
マリー視点で勝手に心境描いていきます。(あくまで今の)自分的解釈ではこんな感じ。
色々とごめんなさいな感じです。
読んだ後での苦情はなし、ということでお願いします。
でも、私的にはアレマリは恋愛じゃないのですが、もしかしたらそう見えてしまうかもしれません。
筆力が足りていない自分が悔しいですが……。
ということで、当然の如くアレティエ要素はない話。
心の広い方はどうぞ。
キスの種類 1
遠ざかっていくジンクスの機影を見送りながら、私は涙を流していた。
『貴方がいないと、私は一人になってしまう……』
過去に「自分」が言った言葉、あれは間違いではなかったけれど。
その自分――ソーマ・ピーリスにとって、父とも慕った、大切な人よりも。
今の私――マリー・パーファシーにとって、たった一人、私に気付いてくれた人。
彼から離れることが、今の私には考えられなかった。
私が戦うことを憂えているのも、その一つのきっかけとなったのかもしれない。
アロウズにいては、戦わずにはいられないのだから。
――彼と共にあってはどうかなど、この時の私は考えていなかったのだけれど。
遠くなった赤い光を、敬礼の姿勢で見送った私のすぐ後ろに、アレルヤが立ったのが分かった。
彼は私の手に手を重ね、その温もりに私は余計涙を流した。
おおきなてのひら。手を重ね返す。
ああ! 私はこんな風にあなたに触れたかったのだ。
たった一人、私を見つけてくれた人。大切な、人。
あなたを見て、喉を震わせて言葉を交わし、あなたの本当の声を聞く。
それが、小さな私の願いだった。
それが、今、叶って。
嘘ではないと、幻ではないと思いたくて。
小さな私の救いであったあなたに、私は触れた。
これが、アレルヤ。私のたった一人、と確かめるように。
輪郭を辿り、指を絡ませ、唇に柔らかい熱を感じる。
――ああ、アレルヤ! 私はあなたと確かにここにいる!
確かに今、私は神への感謝を覚えていた。
生への感謝を、覚えていた。
あなたと触れ合えること。
そんな今に、感謝を。
(筆力不足が悔しい……ぎりぎりぎり)
(これまで五感のなかったマリーにとっては、触れる、ということも(ソーマではできていたけれどマリーとしては)初めてのことなんじゃないかという感じの話)(あくまでキスはその延長上のつもりではあるのですが……)
(神、という言葉はひどく扱いが難しいです……)
遠ざかっていくジンクスの機影を見送りながら、私は涙を流していた。
『貴方がいないと、私は一人になってしまう……』
過去に「自分」が言った言葉、あれは間違いではなかったけれど。
その自分――ソーマ・ピーリスにとって、父とも慕った、大切な人よりも。
今の私――マリー・パーファシーにとって、たった一人、私に気付いてくれた人。
彼から離れることが、今の私には考えられなかった。
私が戦うことを憂えているのも、その一つのきっかけとなったのかもしれない。
アロウズにいては、戦わずにはいられないのだから。
――彼と共にあってはどうかなど、この時の私は考えていなかったのだけれど。
遠くなった赤い光を、敬礼の姿勢で見送った私のすぐ後ろに、アレルヤが立ったのが分かった。
彼は私の手に手を重ね、その温もりに私は余計涙を流した。
おおきなてのひら。手を重ね返す。
ああ! 私はこんな風にあなたに触れたかったのだ。
たった一人、私を見つけてくれた人。大切な、人。
あなたを見て、喉を震わせて言葉を交わし、あなたの本当の声を聞く。
それが、小さな私の願いだった。
それが、今、叶って。
嘘ではないと、幻ではないと思いたくて。
小さな私の救いであったあなたに、私は触れた。
これが、アレルヤ。私のたった一人、と確かめるように。
輪郭を辿り、指を絡ませ、唇に柔らかい熱を感じる。
――ああ、アレルヤ! 私はあなたと確かにここにいる!
確かに今、私は神への感謝を覚えていた。
生への感謝を、覚えていた。
あなたと触れ合えること。
そんな今に、感謝を。
(筆力不足が悔しい……ぎりぎりぎり)
(これまで五感のなかったマリーにとっては、触れる、ということも(ソーマではできていたけれどマリーとしては)初めてのことなんじゃないかという感じの話)(あくまでキスはその延長上のつもりではあるのですが……)
(神、という言葉はひどく扱いが難しいです……)
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