暴走一旦終了。

今日こそは本屋に寄って帰ってきました。
何だか最早一種の自己催眠のように、本屋さんにいると何か癒されてくる気がします。
本屋さん＝平和な日常の象徴、なのかもしれません。
とりあえず、ひぐらし小説新刊（など）を買ってきました。
元気と時間があるときに読みますー。

今日は木曜なので結構へばっているのですが、「がんだむ」と一言呟いて頑張って炬燵から這い出て来ました。
今日は本屋さんで、OO表紙の雑誌を一瞬買おうかどうか悩みました。
アニメ雑誌はもう何年も買ってないのに（似たよな雑誌は買ってるけど）……買わなかったですけど。

ということで、先週末妄想が暴走していたOO、ティエリア髪ネタ、ラストのアレルヤver.
あさっての放送で何が起こるかも分からないので、その前に～。

　　　髪～アレルヤの場合。～

「お疲れ様、ティエリア」
「……ああ、アレルヤか」

食堂で、珍しくぼんやりしているティエリアを発見したアレルヤは、そんな彼が気になって声をかけた。
やはり珍しく少しの間をおいて、ティエリアはそれに気づいた様子。

「どうしたんだい？　調子でも悪い？」
「……いや。別に」

普通だ、と返してくる声は、それでもいつもの精彩を欠いていた。
それならいいけれど、とアレルヤは彼の隣の席に座った。
そのことを気にすることなく、ティエリアは苛立たしげに眉間に皺を寄せて親指の爪を噛んでいる。
いつも冷静な姿勢を崩そうとしない彼にしては、本当に珍しい。

「……本当に、どうしたの？」
「っ何でもないと言っているだろう！」

心配そうにアレルヤが重ねて問うと、ティエリアは声を強めて言い切った。
その勢いのままに席を立つ。

「失礼する」
「あ、待って」
「何だ」

じっと見据えてくる赤い瞳の方へ、アレルヤは手を伸ばした。
ティエリアの髪に、触れる。
小さく、警戒して震えた身体のことは見ない振り。
そっと手を引っ込めた。

「髪に、ごみがついていたから」

ほら、と指先に取ったそれを見せると、ティエリアは警戒を緩めて力を抜いた。

「そうか」
「あ、それと……」

再度、アレルヤは手を伸ばした。
ティエリアは今度は警戒することなく、しかしいつまでも自分の髪に絡んでくる彼の指を不審に思った。

「……どれだけごみがついていると言うんだ、アレルヤ・ハプティズム」
「あ、ごめん」

ティエリアの指摘に謝りながら、未練がましそうに手を引いて。
アレルヤは、さらりと言った。

「ティエリアの髪は、綺麗だなって思って」
「……っ！」

勢いよくティエリアは踵を返した。
肩で風切るように歩いて食堂を出て行く。

「おっと、」

食堂の入り口、入ってこようとしていたロックオンがティエリアを危うく避けて、驚いた顔をした。
自室へ向かって走り出したティエリアを物珍しげに眺めながら、

「何だ、ティエリアの奴。まだ熱でもあるんじゃないか……？」

顔を赤くして走って行って。

その呟きが聞こえたアレルヤは、

「もしかして、ティエリア、照れたのかな……？」

と呟いて。

でもそんなわけないか、と笑った。

（今気付いた。アレルヤの口調が一番分からないです）（ティエリアがルックっぽいのは最早仕方ないと思うのですが、アレルヤがうちの坊さんっぽくなって、何か坊ルクみたいになりそうでした）（……）
（偽者ちっくでごめんなさい）
（アレティエは、アレルヤが根っこがいい人で、ちょっと天然っぽくって、そういう人に懐かれるとティエリア弱かったりしたらいいなあとかそんな感じの萌えです）（多分）
（アレルヤがへたれっぽくて、でも何やかやと頑張ってティエリア構ってくれると嬉しい）

（ちなみにティエリアさんが不機嫌だったのは、ロックオンの前で失態を見せたこと（前の小話参照）を一人でぶつぶつ悔いていたからとかいう設定）（を今さっきつけてみました）