夜長の読書

来週の今頃は、夏の二日目も終わってしまっていますね。
そう考えると、少し寂しいです。

今週は本当に変な習慣がついてしまったようで、昨夜も目が疲れたから早く寝るつもりが寝付けず、起き出して読書をしてしまいました。
部屋に積みあがった本の山の一つを崩し、読みたい本を探り出し、本を再構築。
昨夜は、大分久しぶりに坂木司さんの「青空の卵」を読みました。
四編入っている中で、気付いたら三編まで読んでしまっていて、いざ寝る頃には外に新聞屋さんの気配が。
とても読みやすい文章で、読んでいて苦にならない、先が気になる小説です。人の中に渦巻く、描き方によってはどろどろした感情も、読みやすく書き上げてあって、あの空気感を嫌がる人もいるかもしれないけれど、私は好き。
この作家さんの本はひきこもり探偵シリーズしか持っていないのですが、本屋さんで他の作品も探してみようかなと久しぶりに思いました。

それにしても、最近何でもすぐにアレティエに変換してしまう業の深さを感じています。
でも坊ルクもやっぱり好きだなあ、ルック好きだなあ、と久しぶりに幻水の本を読みながらしみじみ思ったりもしています。