だらだら日記
基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。
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Twins
ぱっと思いついたSSというか会話。
24話後、ティエリアとリジェネ。
アレティエ前提だと思われます。微妙に一昨日サイトに更新した話の続きっぽくもあります。
24話ネタバレあり、ついでに勝手に設定妄想したりしてますです。
そんなでも興味を持たれた方はどうぞ~。
24話後、ティエリアとリジェネ。
アレティエ前提だと思われます。微妙に一昨日サイトに更新した話の続きっぽくもあります。
24話ネタバレあり、ついでに勝手に設定妄想したりしてますです。
そんなでも興味を持たれた方はどうぞ~。
24話戦闘後にアレルヤと会話を交わした後のティエリアinヴェーダ。
Twins
「本当にいいのかい、ティエリア?」
「何がだ」
「もっと、話してたかったんじゃないの?」
「そんな必要はないだろう」
「ふうん? ま、僕はいいけどね。君とようやく一緒になれたんだし?」
「僕は君と二人きりになりたいとは思っていなかったがな。何故ここにいる、リジェネ・レジェッタ」
「ひどいなあ。僕が君をここまで導いてあげたのに。おかあさん、独り占めに出来なかったのがそんなに悔しい?」
「リジェネ!」
「あは、ごめんごめん~だから、僕の領域まで入ってこないで。混じっちゃったら困るの君だよ?」
「…………何故君はそんなに僕を好いているんだ」
「ふふ。君ってそんな風に思うんだ?」
「好きだからからかってしまうと、どこぞの誰かが言っていた」
「あはは! 面白いね、それ! その通りだよ! ティエリア、からかい甲斐があって楽しいんだもの。リボンズなんかとは大違い!」
「……リジェネ・レジェッタ……」
「あ、ごめんね。怒らないでよ。一度しか会ったことがないのに何で、って言うんだろ? それはね、仕方がないことなんだよ?」
「どう、仕方がないと言うんだ」
「対の二人は繋がり合い、惹かれ合う。そういう風に出来ているのさ、僕らは。それが僕らの、孤独な存在の救い、絆になる、とどこかの偉い人は考えたんだって。なのに君は僕よりも、あんなのにひっかかっちゃってたんだから僕としては面白かったな♪」
「それは、面白いのか?」
「面白いよ。面白い! イノベイター――君の言う所のイノベイドである僕らの対は、けれどどこまでもその枠を外れているふたりだった。人間にかぶれた君と、上位種に逆らった僕と。だからこそリボンズを出し抜くことが出来たんだけど。結局は君も僕も同じだったってことなの」
「ふん。それでも、僕はイノベイドであるに変わりはなかったがな。それに、それでよかったと思っている」
「けれど、ならば何故僕らはこんな風に互いに自我を保っているんだろうね。ヴェーダの中に境界は無い。君も僕もヴェーダと一体となっている。僕は君とも本当にひとつになってしまうつもりだったのに」
「僕は御免被るが」
「だって先にヴェーダに入ったのは僕なのに。君にあっさり主導権とられちゃうなんてさ」
「どうでもよいと思っていたからだろう」
「ま、そういうことにしてもいいけど。僕が考えるに、それだけ、君が必死だった、君が『ひと』だってことだよ。妬けちゃうなあ。そんなに人間が大切?」
「大切に、決まっている」
「だったら、何で行かないの? 泣いているよ、『あれ』」
「いいんだ。忘れて欲しいとは思わないが、僕にしがみ続けられたくはない。彼の、たった一つの命。一度だけの生を」
「……ふうん? やっぱり、妬けちゃうね。君の、こんなに優しい波動は初めてだ」
「そうか?」
「本当、つまらないなあ。あーあ、つまんない」
「さっきは面白いとか言っていなかったか?」
「そうだっけ?」
「これから先、君と一緒かと思うと本当に」
「本当に、飽きないよね!」
「……少し黙っていてくれ」
「はいはーい。……あ、ティエリア」
「黙っていろと」
「あれ、ようやくあそこから離れて行ったよ。ちょっと僕らでも追いきれないよね、あの先は」
「……」
「さびしいの? かなしい?」
「いいや」
「ふうん?」
「……Allelujah……」
「ん? ここでは隠し事できないよ、ティエリア? 今君が想った言葉だって、ちゃんと分かってるんだから」
ねえ、それって。
神様への、感謝の言葉、なんでしょう?
(リジェネは初書きなのですがすっごおく書きやすかったですここでのリジェネ)
(ティエリアとは離れて育った兄と弟、ってのが私の中での今のイメージです)
(ヴェーダの中でも、二人で仲良く?していてくれたら寂しくないよね……!)
Twins
「本当にいいのかい、ティエリア?」
「何がだ」
「もっと、話してたかったんじゃないの?」
「そんな必要はないだろう」
「ふうん? ま、僕はいいけどね。君とようやく一緒になれたんだし?」
「僕は君と二人きりになりたいとは思っていなかったがな。何故ここにいる、リジェネ・レジェッタ」
「ひどいなあ。僕が君をここまで導いてあげたのに。おかあさん、独り占めに出来なかったのがそんなに悔しい?」
「リジェネ!」
「あは、ごめんごめん~だから、僕の領域まで入ってこないで。混じっちゃったら困るの君だよ?」
「…………何故君はそんなに僕を好いているんだ」
「ふふ。君ってそんな風に思うんだ?」
「好きだからからかってしまうと、どこぞの誰かが言っていた」
「あはは! 面白いね、それ! その通りだよ! ティエリア、からかい甲斐があって楽しいんだもの。リボンズなんかとは大違い!」
「……リジェネ・レジェッタ……」
「あ、ごめんね。怒らないでよ。一度しか会ったことがないのに何で、って言うんだろ? それはね、仕方がないことなんだよ?」
「どう、仕方がないと言うんだ」
「対の二人は繋がり合い、惹かれ合う。そういう風に出来ているのさ、僕らは。それが僕らの、孤独な存在の救い、絆になる、とどこかの偉い人は考えたんだって。なのに君は僕よりも、あんなのにひっかかっちゃってたんだから僕としては面白かったな♪」
「それは、面白いのか?」
「面白いよ。面白い! イノベイター――君の言う所のイノベイドである僕らの対は、けれどどこまでもその枠を外れているふたりだった。人間にかぶれた君と、上位種に逆らった僕と。だからこそリボンズを出し抜くことが出来たんだけど。結局は君も僕も同じだったってことなの」
「ふん。それでも、僕はイノベイドであるに変わりはなかったがな。それに、それでよかったと思っている」
「けれど、ならば何故僕らはこんな風に互いに自我を保っているんだろうね。ヴェーダの中に境界は無い。君も僕もヴェーダと一体となっている。僕は君とも本当にひとつになってしまうつもりだったのに」
「僕は御免被るが」
「だって先にヴェーダに入ったのは僕なのに。君にあっさり主導権とられちゃうなんてさ」
「どうでもよいと思っていたからだろう」
「ま、そういうことにしてもいいけど。僕が考えるに、それだけ、君が必死だった、君が『ひと』だってことだよ。妬けちゃうなあ。そんなに人間が大切?」
「大切に、決まっている」
「だったら、何で行かないの? 泣いているよ、『あれ』」
「いいんだ。忘れて欲しいとは思わないが、僕にしがみ続けられたくはない。彼の、たった一つの命。一度だけの生を」
「……ふうん? やっぱり、妬けちゃうね。君の、こんなに優しい波動は初めてだ」
「そうか?」
「本当、つまらないなあ。あーあ、つまんない」
「さっきは面白いとか言っていなかったか?」
「そうだっけ?」
「これから先、君と一緒かと思うと本当に」
「本当に、飽きないよね!」
「……少し黙っていてくれ」
「はいはーい。……あ、ティエリア」
「黙っていろと」
「あれ、ようやくあそこから離れて行ったよ。ちょっと僕らでも追いきれないよね、あの先は」
「……」
「さびしいの? かなしい?」
「いいや」
「ふうん?」
「……Allelujah……」
「ん? ここでは隠し事できないよ、ティエリア? 今君が想った言葉だって、ちゃんと分かってるんだから」
ねえ、それって。
神様への、感謝の言葉、なんでしょう?
(リジェネは初書きなのですがすっごおく書きやすかったですここでのリジェネ)
(ティエリアとは離れて育った兄と弟、ってのが私の中での今のイメージです)
(ヴェーダの中でも、二人で仲良く?していてくれたら寂しくないよね……!)
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