だらだら日記
基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。
[902] [901] [900] [899] [898] [897] [896] [895] [894] [893] [892]
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
手紙~返事~
「手紙」の続き。
主リウ前提。
ゲーム後、里帰り中リウ君。
レン・リインも出てますです。
主リウ前提。
ゲーム後、里帰り中リウ君。
レン・リインも出てますです。
「リウ・シエン。あちらから手紙が届いているわ」
「お、さんきゅ。レン・リイン」
「三通、届いているわ」
「お。タイガだけじゃなくって?」
「マリカさんとジェイルさんも」
「へえ。どれから読むかな~?」
「……決まっているんじゃないの?」
「……まーね」
手紙~返事~
『リウへ
拝啓。こんにちは。元気ですか。
…………えっと、次何て書けばいいんだ…………くっそ、めんどくせー……(この一行はミミズがのたくったような字で書いてある)……やっぱ、やめた。
リウ。元気にしてるか? こっちは皆いつも通りだ。マリカも変わんねえ。メーワクはいつもかけてっけどさ。
最近じゃもさもさも大人しいし、おかげで自警団の仕事も少ない。いいことだ。
暇なヤツらも多いけど、ちょうど収穫期にもなってきたし、色んなとこの手伝いとか行ったりしてる。今年はどこも豊作だ。クロデキルドからは流通量について何とかって文書が来てた。後で色々考えなくちゃな。
それにしても、毎日石頭相手にすんのは疲れるよな。
オレにはスクライブの掟とか、それにこだわる気持ちとかはわかんねえけど、リウならば変えられるって思う。
でも、無理そうだったらすぐに言えよな。オレ達にだって出来ることは何かあると思うからさ。
それにやっぱ、リウがいねえと、調子が狂う。
だから、早く帰って来い。
タイガ』
「……あはは……敬語とかぜーんぶ丸ごと無視したわけね……」
「リウ・シエン? どうしたの」
「いーや。オレも頑張らなくっちゃなって思っただけ」
「? そう?」
タイガが書き慣れない手紙を、一生懸命書いてきたんだなって跡が見える。
きっとあーでもないこーでもない考えて、マリカとジェイルと騒ぎながら書いたんだろうな。
そう思うと無性にあそこに『帰りたくなる』。
……そうなんだ。もう、自分にとって帰る場所は。
「リウ・シエン。その手紙、裏にも何か書いてあるわ」
「ん? 続きでもあるのかな?」
何の気なしに手紙を裏返して、そこにある文字列を読んで。
それでリウは、机に沈没する羽目になった。
「リウ・シエン?」
「わわわっレン・リインっ見るなっ」
「??」
真っ赤になって慌ててレン・リインの目から手紙を隠した。
こんなもの、見せられない。
ああ、一体誰の入れ知恵だ!
『追伸。
リウ。
愛してるからな』
「……タイガのバカーっ!!!」
これはもう、早く帰って、色々言い含めてやらなくちゃ。
直接会って、伝えなくちゃいけないことが山ほどある。
だから。
手紙なんかじゃまどろっこしい。
今すぐ会いたい気持ちで、胸がいっぱいになってしまったじゃないか!
「お、さんきゅ。レン・リイン」
「三通、届いているわ」
「お。タイガだけじゃなくって?」
「マリカさんとジェイルさんも」
「へえ。どれから読むかな~?」
「……決まっているんじゃないの?」
「……まーね」
手紙~返事~
『リウへ
拝啓。こんにちは。元気ですか。
…………えっと、次何て書けばいいんだ…………くっそ、めんどくせー……(この一行はミミズがのたくったような字で書いてある)……やっぱ、やめた。
リウ。元気にしてるか? こっちは皆いつも通りだ。マリカも変わんねえ。メーワクはいつもかけてっけどさ。
最近じゃもさもさも大人しいし、おかげで自警団の仕事も少ない。いいことだ。
暇なヤツらも多いけど、ちょうど収穫期にもなってきたし、色んなとこの手伝いとか行ったりしてる。今年はどこも豊作だ。クロデキルドからは流通量について何とかって文書が来てた。後で色々考えなくちゃな。
それにしても、毎日石頭相手にすんのは疲れるよな。
オレにはスクライブの掟とか、それにこだわる気持ちとかはわかんねえけど、リウならば変えられるって思う。
でも、無理そうだったらすぐに言えよな。オレ達にだって出来ることは何かあると思うからさ。
それにやっぱ、リウがいねえと、調子が狂う。
だから、早く帰って来い。
タイガ』
「……あはは……敬語とかぜーんぶ丸ごと無視したわけね……」
「リウ・シエン? どうしたの」
「いーや。オレも頑張らなくっちゃなって思っただけ」
「? そう?」
タイガが書き慣れない手紙を、一生懸命書いてきたんだなって跡が見える。
きっとあーでもないこーでもない考えて、マリカとジェイルと騒ぎながら書いたんだろうな。
そう思うと無性にあそこに『帰りたくなる』。
……そうなんだ。もう、自分にとって帰る場所は。
「リウ・シエン。その手紙、裏にも何か書いてあるわ」
「ん? 続きでもあるのかな?」
何の気なしに手紙を裏返して、そこにある文字列を読んで。
それでリウは、机に沈没する羽目になった。
「リウ・シエン?」
「わわわっレン・リインっ見るなっ」
「??」
真っ赤になって慌ててレン・リインの目から手紙を隠した。
こんなもの、見せられない。
ああ、一体誰の入れ知恵だ!
『追伸。
リウ。
愛してるからな』
「……タイガのバカーっ!!!」
これはもう、早く帰って、色々言い含めてやらなくちゃ。
直接会って、伝えなくちゃいけないことが山ほどある。
だから。
手紙なんかじゃまどろっこしい。
今すぐ会いたい気持ちで、胸がいっぱいになってしまったじゃないか!
PR