だらだら日記
基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。
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変化
20話を受けてのお話。ネタバレも当然していると思います。
アレ→ティエです。
アレ→ティエです。
「ティエリア、何があったの?」
命令違反を侵し地上に降りたティエリアが戻ってきた時、彼がそれまでと変わっていることにアレルヤは気付いた。
地上で何があったのか、アレルヤは知らない。マイスターズの中で一人宇宙に残っていたから。
だから、不思議に思った。
特に――ロックオンとの間に流れていた、あの親密そうな空気は。
「いや、報告以上のことは、何も。……ただ、人間というものが分かった気がしただけだ」
「ティエリア……」
それじゃ君は人間ではないの。
全てのパーソナルデータを秘されたティエリア。今までそれを探ろうと思ったことはなかったけれど。
けれど今は、ひどく、気になった。
知らない過去、彼の正体、そんなものが大きな河となって間に横たわっているみたいで、その距離がひどくじれったいと思った。
それに、彼は気付いているのだろうか、自分が口元に浮かべた柔らかな微笑に。
それは、とてつもなく大きな彼の変化だった。
いや、違う。
変化は――ティエリアが地上に行く前にも見て取れた。
彼が命令に反してまで行動したこと自体、彼の変化の表れだったのだ。
「どうしたんだ、アレルヤ?」
「――っ!」
名を呼ぶ声すら、柔らかく感じて。
変わった彼を、何だか遠くに感じる気がして。
離れていってしまうように、感じて。
身体を引き寄せて、強く、抱き締めた。
「ティエリア、僕は……」
気付かなかった欲望。気付きたくなかった浅ましい欲求。
それを、君が変わったことで、思い知らされた。
ティエリア。
僕は。
――君の全てを、知りたいんだ。
(勢いのまま書き散らしています)(またしても尻切れ御免)
(今回はいつにも増して後で頭抱えたくなりそうだけれどそれはそれ)
(一人残されていたアレルヤさんが哀れでした……)
命令違反を侵し地上に降りたティエリアが戻ってきた時、彼がそれまでと変わっていることにアレルヤは気付いた。
地上で何があったのか、アレルヤは知らない。マイスターズの中で一人宇宙に残っていたから。
だから、不思議に思った。
特に――ロックオンとの間に流れていた、あの親密そうな空気は。
「いや、報告以上のことは、何も。……ただ、人間というものが分かった気がしただけだ」
「ティエリア……」
それじゃ君は人間ではないの。
全てのパーソナルデータを秘されたティエリア。今までそれを探ろうと思ったことはなかったけれど。
けれど今は、ひどく、気になった。
知らない過去、彼の正体、そんなものが大きな河となって間に横たわっているみたいで、その距離がひどくじれったいと思った。
それに、彼は気付いているのだろうか、自分が口元に浮かべた柔らかな微笑に。
それは、とてつもなく大きな彼の変化だった。
いや、違う。
変化は――ティエリアが地上に行く前にも見て取れた。
彼が命令に反してまで行動したこと自体、彼の変化の表れだったのだ。
「どうしたんだ、アレルヤ?」
「――っ!」
名を呼ぶ声すら、柔らかく感じて。
変わった彼を、何だか遠くに感じる気がして。
離れていってしまうように、感じて。
身体を引き寄せて、強く、抱き締めた。
「ティエリア、僕は……」
気付かなかった欲望。気付きたくなかった浅ましい欲求。
それを、君が変わったことで、思い知らされた。
ティエリア。
僕は。
――君の全てを、知りたいんだ。
(勢いのまま書き散らしています)(またしても尻切れ御免)
(今回はいつにも増して後で頭抱えたくなりそうだけれどそれはそれ)
(一人残されていたアレルヤさんが哀れでした……)
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