だらだら日記
基本的に結構カオスなつれづれ日記。同人耐性のない方はご遠慮ください。
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ありがとう。
変り種なのはいつものことです。
とにかくティエリアおめでとう!
「ねえ、ティエリアの誕生日って、いつ?」
「何?」
「……やっぱり、教えてもらえない、かな」
「突然何を言い出すんだ、君は?」
「さっきね、ブリッジでそんな話になったんだ。フェルトが今月だって言うから、誕生日。皆でこんな話が出来るなんて……前は、思わなかったけれどね」
「……無意味に互いに深入りすることは愚かなことだ。しかし、円滑な人間関係を形成するためならば、……いや、……互いを思うゆえのことならば、僕は……誰も、それを否定しない」
「うん。……やっぱりティエリア、変わったね」
「そうだな。以前の僕ならば、頭ごなしに怒っていた所だ」
「うん」
「……そこは頷く所か?」
「え」
「……いや、いい。それにしても、さっきから酒臭いのはそのせいか?」
「あ、やっぱりにおう?」
「におう」
「うん、誕生日の話の流れでそれじゃ皆で飲もうってことになっちゃって、ちょっとだけ……」
「待て、どの流れで『それじゃ』に繋がるんだ?」
「繋がってるよー?」
「……大体、ここまでにおわせておいて、君の『ちょっと』がどれほどかは知れないな」
「本当にちょっとだよー? ティエリア~」
「……いつにもまして鬱陶しい喋り方はそのせいか。っ酒臭い身体で抱きついてくるな!」
「それで、ティエリアの誕生日はー?」
「え」
「やっぱり、言えない、かな」
「それは……僕、は」
「……でも。いつでもいいや……君が生まれて、こうして生きていることが、嬉しいから」
「……え」
「君がこうして傍にいてくれることが、嬉しいから。こうして、今、ここでぇ…………」
「アレ、ルヤ?」
「…………ありがとう、ティエリア。………………」
「……アレルヤ? ……眠った、のか。……はあ、全く、何を言い出すかと思えば……勘がいいのか、何なのか」
「……てぃえりあ…………き、だよ……」
「ふっ。…………ありがとう、アレルヤ」
Smack!
(ティエリアには、おめでとう、よりももっと、ありがとうって言いたかったんだ!)
(おめでとうありがとうティエリア・アーデ)